もしかしたら知っている人にとっては「そんなの当たり前だよ」っていうレベルの話かもしれませんが、ゲラゲラの個室にエイザスという携帯電話をレンタルするサービスを提供している会社のチラシが張り出されていました。ゲラゲラとの関係性はさておき、リンク先に飛んでみるとわかるのですが、「ジョブーブ?」と思わせるマスコットキャラクターの微妙さや、公式サイトのWeb 1.0具合、しかもこれをWordPressで構築しているというのがさらに不安を煽ります。

日曜日と祝日が定休というのも、こういうサービスを提供している会社としては稀有な営業体系のような気もしますが(少なくとも大手キャリアはそんなことしませんよね)、そんなことよりも肝心なのはやはりお値段。「お高いんでしょう?」はい。高いです。1番安いバリューコースを選択しても毎月12,000円が必要です。僕は某リンゴのスマートフォンを使っていますが、今まで請求金額が12,000円を超えたことは記憶にないですし、そもそも1万円を超えることすらほとんどありません。

僕のケースを一般化しても説得力に欠けるとは思うのですが、普通に住む場所があって、普通に携帯電話の契約審査を通過できるパンピーな人は、こういったレンタル携帯にお世話になることはほとんどないと思うので、何万円であってもそれはそれでいいと思うんですよ。いわゆる「携帯ブラック」の人で、レンタル携帯のようなサービスを利用したいと思っている人にとって、12,000円という金額は決して安いとは思えません。僕なら高いと感じてしまします。さらにいうと、レンタル携帯を求めている人は、各キャリアが提供しているプランのうち最も安いプランを契約しても余りある程度しか携帯電話を使用しない気もします。これは僕の雑感で、根拠を求められても困るのですが。

「ネットカフェで生活するより、アパートを借りた方が安く済む」ことと「レンタル携帯で携帯電話を借りるより、各キャリアのプランで契約する方が安く済む」こと、似てますよね。そのことについて、あれこれ言うのは避けますけど。